判定はひっくり返るわ、それを主審は「運営(?)のせい」にして逃げるわで。

浦和選手証言、主審が「運営が決めている」発言か(日刊スポーツ)

っかし今年は異様に「致命的な」誤審や物議を醸す微妙なジャッジが多いような気がするんですが…。VARだのゴール付近専用の審判を増やすとか、何かしら対応しないと本当にやばいぞ、Jリーグ…。

<明治安田生命J1:横浜3-1浦和>◇第19節◇13日◇日産ス

令和2度目の大誤審が起きた。誤審”2発で横浜に敗れた。

0-1の後半16分、横浜FW遠藤のシュートがFW仲川に当たってゴールに入った場面。オフサイドポジションを見逃されて失点した。得点の後、いったんオフサイドで取り消されたが、9分間の中断の末に点が認められた。

DF槙野によると、副審はオフサイドと進言したという。しかし、混乱した松尾主審が「自分では決められない。決めるのは運営」と発言したことを明らかにした。「多くの選手が聞いている」とも補足した上で「それでは、主審の仕事は何なのかと聞いたが、答えはなかった」と話した。

1点を返した後の同41分にはPKで突き放された。相手シュートをDF槙野がブロックし、DF岩波のあごに当たったプレーを「自分のハンドと言われた」(槙野)と笛を吹かれた。5月17日湘南戦の大誤審は失点を免れたが、今回は2失点。試合前にはサポーター同士が観客席で小競り合いするなど後味の悪い試合で白星を逃した。

しかしジャッジが失点→オフサイド→失点って、ひっくり返るのも非常に珍しい(私自身は殆ど記憶に無いです。リクエスト方式を導入する前の野球の判定じゃないんだし)し、更に審判がこうして「運営」のせいにして逃げの一手を打ったのもまたひどすぎる。

ま、オフサイドでしょうな。映像で見る限りは。

で、そこから、

両チームが審判団に詰めより、主審が両監督を呼んで、

主審が「ゴールと認めます」と言ったもんだから、浦和の監督や選手たちが「は?(;゚Д゚)」となり、

そりゃ組長もおののきますわな…。「そんなんアリなのか?」と。

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で、こんな説も(俺は聞いたことがない「珍説」ですが)。

審判団はオフサイドだと認定。しかしすでに「橋岡→山中」の交代を主審が”成立”させたため。(サカノワ)

という話も。

[J1 19節] 横浜FM 3-1 浦和/2019年7月13日/日産スタジアム

 仲川輝人のゴールであればオフサイドでは?  ゴール→オフサイド→結局ゴール……。横浜F・マリノス対浦和レッズでの二転三転した謎のジャッジが”解明”された。これまた過去にない新たな形での前代未聞の「誤審」となる。

 横浜FMの1点リードで迎えた59分、遠藤渓太が左サイドを駆け上がって突破し、シュートを放つ。これがゴール前に詰めていた仲川輝人と宇賀神友弥のところに飛び、仲川に当たってゴールネットを揺らした。

 松尾一主審は一度ゴールと判定。しかし仲川が押し込んだのであれば、明らかなオフサイドであった。

 試合はそのまま横浜FMのゴールを認めて、試合は再開されようとした。

 すると松尾主審はインカムで副審や第4の審判とも連絡を取り合って確認。このあと横浜FMのオフサイドとして、センターラインから横浜FMのゴール前にボールを移す。

 ところがこのあと、アンジェ・ポステコグルー監督をはじめ横浜FMが猛抗議をする。

 松尾主審は改めて審判団で協議。すると、両監督を呼んで、「ゴールです」と、やはり得点を認めるという判断を下したのだ。

 改めて振り返ってみると、主審が「ゴール」と判定して揉めている間、浦和が橋岡大樹から山中亮輔に選手交代をして、これが認められている。

 試合は再開されていなかったものの、ここで一つ、試合が”動いている”のだ。Jリーグなどから正式なアナウンスはないが、おそらく、この時点で「ゴール」が認定されたということなのだろう。

 ただ、そのような説明が選手たちにあったわけではない。

 浦和の選手からは「運営の人? 上の人も言っているので、判定は変えられない」という声があった。また、GK西川周作もオフサイドでプレー再開されると聞かされ、副審から「落ち着いたらプレー再開してください」と声を掛けられていたという。

 つまり、おそらく「ルール」ではなく「試合運営(規定)」上、判定を覆すことができない状態になっていたのだ。

 これで、浦和がなぜその後、改めて抗議しなかったのかも理解できる。(以下略)

「以下略」の部分は日刊スポーツさんの記事とさして違わないので割愛してます。念の為。

しかしこの場合、「そんなルール聞いたことがないし見たこともない」し、よしんばそういうルール・慣例があったとしても「交代を認めた審判(おそらく第4審判)」がおかしいんじゃないの?ってツッコミも禁じ得ないんすけどね。

だって選手の交代云々って、このシーンの後に「次のプレー」に行ってるわけではないですから(浦和がカウンター攻撃したとか、横浜Mが更に攻撃を加えたとか)。ルール上・運営上、もしこの交代がまずければ審判が交代を「待った」すればいいだけの話でしょうし。無論、審判が監督や選手たちにこういう「説明」をしても然るべきだと思うんですけどね(競技は違いますが、少なくても納得するかどうかは別にしてもプロ野球や大相撲等では当事者or場内に説明の一つぐらいするでしょうよ)。

なのでこの「サカノワ」さんというサイトの記事は私自身は「そんな事あるかい。そんなんで判定がひっくり返るなんて聞いたことねえよ」って思ってますし、「もしそうだとしたら、それこそ運営と審判団の齟齬で、まるごと処分対象になるでしょうよ」って考えてしまいますね。

※これが野球の試合とかで、2回表の微妙な判定を3アウトチェンジ以降、攻守交代やイニングが替わった後にクレームをつけられても…だったらわからなくはないんですけどね。サッカーはもとよりラグビーなど他の球技でも「選手交代して次のプレーになった(と判断された)」とかは「私は」全く記憶にないです。

たぶん主審は「そんな事言ってない」って言うね。

ちなみに余談としては、大相撲の行司というのは、軍配で土俵上で勝ち負けの判定をつける事は有名なんですが、土俵下の審判委員並びにこれから出番が待っているor勝ち名乗りを受けて座っている力士から「物言い」がついた場合は、行司はその審判委員の話し合いに「参加」はできないんですね。

なので当事者たる行司は、判定がひっくり返る(これを「軍配差し違え」と言います)こともありまして、それが続くと査定に響き、出世が遅れたりすることもあるそうです。特に最高位の行司を「立行司」といい、こちらは木村庄之助・式守伊之助という2人の行司がいるんですが(たまに定年退職や休場などでどちらかorどっちもいない事もあります)、この立行司の場合は理事長に「進退伺」を出さないといけない、という事もあります(それでクビになるということはまずないのですが、退職・引退が早まる事はあるそうです)。ゆえに結構、誤審に関するプレッシャーは厳しいのですが…。

果たして、サッカーのプロ審判にそこまでの覚悟はあるのか。おんなじようなミスをして、多少の試合の割合停止や研修ごときで「お茶を濁されて」、人生をかけて戦ってるプロ選手たちに「失礼」というものでしょう。

…とはいえ、たぶん松尾主審、「そんな事言ってない」とか言って逃げる気なんでしょう?毎度おなじみの「言った」「言わない」で。いっそのこと、CSのラグビー中継みたいに審判のピンマイクの音声も拾って(選手とのコミュニケーションの部分も含めて)それもまるごと放送に流せよって言いたいわ。

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