・陸上男子100m 桐生が日本選手初の9秒台 | NHKニュース
Twitterで知ってただただ驚いた。そして伊東浩司選手が出した日本記録の10秒00が19年も守られてたことも。
陸上の男子100メートルで、21歳の桐生祥秀選手が、福井市で行われた大学生の大会で日本選手初の9秒台となる9秒98の日本新記録をマークしました。
桐生選手は、9日、福井市で行われた日本学生対校選手権の男子100メートルの決勝に出場しました。桐生選手は好スタートを切ったあと、中盤から終盤にかけても伸びのある走りを見せて、日本選手で初めての9秒台となる9秒98の日本新記録をマークしました。
これまでの記録は、1998年に伊東浩司さんが出した10秒00で、桐生選手は0秒02更新しました。
いやあこれは凄い…。
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正直、10年後には9秒台出るかも?と思ってたら…。
確かに、去年のリオ五輪の400メートルリレーで銀メダルを取った瞬間を中継で見た時に「まさかこんな時代が来るとは」と思いつつも、後から「これだけ外国と互角に戦えるんだったら、トレーニング方法をうまく改良していけば10年後には9秒台を出すランナーが日本にも出てくるかもしれないな」とは思ったんですけど…まさか「その翌年」にいきなり9秒台に突入するとはねえ(汗)。
※ちなみに医療漫画の「スーパードクターK」では初期の第2巻だか第3巻あたり(30年ぐらい前に)で、漫画の中で9秒98と9秒99を同時に日本人選手が記録した、というシーンが出てましたなー、それも懐かしい。
Twitterで偶然動画を見かけたんスけど…。
別のフォローしてる方がリツイートされてたのを見かけました。
桐生選手
日本人初の9秒台
9.98
+1.8
日本の歴史的瞬間です pic.twitter.com/Ds2ZzZA8Tb— 柴崎高宏 (@takahiro77s1) 2017年9月9日
↑お借りしました(多謝)
これ見て思ったのは、桐生選手がぶっちぎりで勝った…のではなく、2番手の選手もかなり競り合ってた、という点が物凄く「いいなあ」って感じたことですかね。この2位の選手も10秒07という好タイムだったそうですし。
前に、クイズサークルで桐生選手を「出題」したことが(苦笑)
NHKの記事の続きはこうありました。
土江コーチ「桐生らしい走りができた」
東洋大学で桐生選手を指導してきた土江寛裕コーチは「世界選手権のあと、モチベーションを保つのは難しかったが、ここに向けて準備をしてきた。体は整ってあとは心だけだったが、最後の最後に心の準備ができたのだろう。桐生らしい走りができた」とレースを振り返りました。
そのうえで、「9秒台を早く出したいという思いがあって、それをいちばん背負ってきた選手が9秒台を出せてよかった。けがもあって正直、順風満帆ではなかったが、9秒台を出してくれて、今は感謝の気持ちだけだ」と桐生選手の快挙に涙をこらえきれずに話していました。
ある意味で日本陸上界の「悲願」でもありましたし、選手本人もそうでしょうが、やはり指導者やスタッフその他の皆さんも喜びはひとしおなんでしょうね…。
で、東洋大は駅伝ももちろん強いんですが、水泳とか他の陸上とかにも力を入れてるそうで…そういえば箱根駅伝って大会は桐生選手のような他競技の選手は運営スタッフとして駆り出されることも多いんだそうで、もしかしたらお正月にスタッフとして忙しくしてそうな桐生選手を見かけるかもしれませんね。
そういえば、で思い出したのが、去年まで所属してたクイズサークルの企画で、プロジェクターを使ったビジュアル問題を見て「この人は誰でしょう?」とか「ここはどこでしょう?」という企画を何度かやったことがあったんですが。
その中で、
4年前の7月例会の企画でこの桐生選手(この時は高校生で10秒01という快記録を出して随分と話題になってました)を出したんですが「うーん、下の名前が出ねえ」って正解者が出なかったんですね(苦笑)。
いやあこれでたぶんクイズサークルや大会でもこの選手の名前はよく出てくることになるでしょうし(時事問題としては最適な難易度なんすよね。フルネームまで正解を書かせるという意味では)、これはたぶん名字だけじゃなくて名前も覚えてもらえることでしょう。
…ま、それはともかく、これでたぶんいい意味でリミットが外されて、他の日本人選手も9秒台を出すようになると思うんですけどね。緻密に研究してそしてメソッドに従ってトレーニングすれば(無論、選手個々の努力やケアも含めて)、やれるもんなんだな…いや、本当におめでとうございます。
さあ、次はマラソンの高速化への対応かな…。2時間5秒台にむけてとか。
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